@karashima.yoshie さんに、人工哺育の事例として、情報提供いただきました。ナズナくん、白志くん、ルルちゃん、湧くんの4ハリを育て中。特に、ナズナくんがとても小さく生まれ、母乳を飲める状態ではなかったこともあり、わさびくんの事例を参考に、人工哺育に取り組まれました。
母親ハリネズミのリリーちゃんの体調から母乳があまり出づらかったこともあり、白志くん、ルルちゃん、湧くんは、人口哺育と母乳を組み合わせたとのこと。ここはリリーちゃんも協力くださって、1日の内2〜3割くらいを母乳、足りない7〜8割を人工授乳、そのタイミングで排泄補助も行う、という形で、リリーちゃんと二人三脚での人工保育という点では、完全人工哺育ではないとても貴重な状況でした。
その際のミルクのあげかた、排泄の促し方を中心に、ご紹介させていただきます。ご参考ください。
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今回は、人工哺育を推奨するものではなく、いざという時の事例として、参考になればと思い、ご紹介させていただきます。ご理解いただけましたら幸いです🙏 命を救うことにつながりますように…
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#ミルクをあげる様子
ミルクを上げる際、シリンジを使うのですが、動物病院で出してもらったチューブをつけてみたとのこと。
チューブ先を斜めにカットして、先端が尖らないように丸く角をカットしてあるのがポイントです。
※こちらのチューブについては、動物病院に必ずご相談ください。
参考:「アトムピンクカテーテル フレンチサイズ:3Fr チューブ外径:1.0mm」
お買い求めしやすい商品も、このページの最下部にご紹介させていただきます。
#排泄
鮮やかなライトグリーンやエメラルドグリーンな色の💩。腸液のような汁と一緒にドゥルン!と出てきます。
離乳食を食べ始めるまでは、ずっとこの色とのこと。最初みた時かなりビックリしたので、参考にしてください。
身体がしっかりしてきてからは 、💩があまり出ない時には指で身体を支えてあげつつ手のひらで踏ん張らせたら出ることも多かったです 。それでも中々💩が出ない時には、動画のようにゆっくりお腹マッサージをして温めてあげたら出ることもあったそうです。
生後3週間ほどになると、優しく綿棒でトントンするよりも、トントンするスピードを早くして思ってるより少し強めに刺激してあげないと出にくくなってきたそうです。
★排泄補助してみて気づいたこと
おしっこの場合は、オチンチンのあたりよりも、少し上や下の膀胱らへんを刺激してあげたり、完全に仰向けより少し起こすように抱っこしてあげて刺激した方が、おしっこは出やすかったです。
4匹とも出やすい角度や強さはバラバラでしたので、その子の出やすい角度や強さを探すといいと思います。
最初暴れていても、綿棒で素早くトントンし始めると、ピタッとおとなしくなって、ちゃんと排泄モードに入ってくれるので、まずは構わずトントンしてみるのがいいかもしれない、とのこと!
#体重変化と様子
ナズナくんは、かなり小さく産まれて母乳もうまく吸えずにいたため、他の子と違って授乳はほぼ人工保育で育てることになりました。別の記事のわさびくんを参考にしてくださったとのこと…!
白志くん、ルルちゃん、湧くんは、母乳と人口哺育を3:7くらいの割合で育ちました。250gを越えてから里親さんの所に行く予定とのことです。順調に大きく育ってね!
※2025年5月末現在、無事に里親さんの所へ巣立っていかれたとのこと。成長嬉しい半面、寂しい気持ちもありますが、新しいおうちで幸せになってね!🦔🦔🦔❤️
<参考>ハリネズミの一般的な成長段階について、下記に参考データを掲載いたします。