こんにちは!日本ハリネズミ協会™磯野と申します。
今回で第3回目の調査となりました!これは、ハリネズミの生活環境や病状や症例を年に1回のタイミングで調査をさせていただいくものです。
日本ハリネズミ協会™は、まだまだ個人活動の範囲ではありますが、少しでもハリネズミの生活環境の向上、症例の共有により、ハリネズミちゃんたちのより健康と安心につながればと考えております!
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第3回 ハリネズミ生活環境調査アンケート 速報分析レポート
件の貴重な回答
が「お空組」の
ハリちゃんに関する回答
件の要望が「病気・体調不良の事例」情報に集中
この調査は、北は北海道から南は九州・沖縄まで、全国の飼い主様から回答が寄せられました。飼育されているハリネズミの年齢層も幅広く、日本のハリネズミ飼育の全体像を浮き彫りにしています。
関東地方からの回答が最も多く、全体の35%を占めています。
約3分の2が1匹飼育ですが、多頭飼育の世帯も少なくありません。
1〜3歳の個体が最も多く、次いで3歳以上の高齢個体も多く飼育されています。
飼い主にとって最大の悩みはハリネズミの健康問題です。特に腫瘍やふらつき症候群といった重篤な疾患が多く報告されており、高齢期におけるケアの重要性が浮き彫りになっています。
食欲不振は多くの疾患の兆候として現れ、神経系や口腔内の問題も頻繁に報告されています。
食事はハリネズミの健康の基本です。多くの飼い主が専用フードを主食としながら、昆虫や果物など多様なおやつを与えていますが、「偏食」という共通の課題にも直面しています。
多様な専用フードが利用されており、飼い主は愛ハリの嗜好に合わせて選択しています。
昆虫類が圧倒的な人気を誇り、ハリネズミの食生活を豊かにしています。
適切な温度・湿度管理はハリネズミの健康維持に不可欠です。多くの飼い主が暖房器具を工夫して使用し、安全で快適な環境づくりに努めています。
清掃のしやすさからペットシーツが人気ですが、コーンリターなどの天然素材も広く選ばれています。
ケージ全体を温める「暖突」と局所的に温める「床用ヒーター」の組み合わせが主流です。
温度
24-29℃
湿度
50-60%
この環境を安定して維持することが、ハリネズミの健康への鍵となります。
飼い主は、日本ハリネズミ協会を重要な情報源と捉え、活発にサービスを利用しています。特に健康に関する情報や、飼い主同士の交流機会への期待が非常に高いことがわかりました。
個体情報登録が最も多く、偏食対策のためのお試しフードサービスも人気です。
病気の治療事例など、より具体的で実践的な健康情報へのニーズが突出しています。
①
飼い主の課題
健康、食事、環境…
多くの悩みに直面
②
情報収集
協会サイトや
イベントを活用
③
知識の共有
成功事例や工夫を
コミュニティで交換
④
福祉の向上
ハリネズミのQOLと
飼い主の安心を両立
本セクションでは、ハリネズミの飼い主様から寄せられた貴重なコメントやお声を、病気、食事、その他のカテゴリに分けてご紹介します。 これらの生の声は、ハリネズミ飼育の現実と、飼い主様が直面している具体的な課題を浮き彫りにします。